鍼灸はさまざまな症状に対応できます
また「高齢者が受けるもの」という印象も強いのではないでしょうか？
しかし、鍼灸は痛みだけではなく身体のさまざまな症状を改善できるため、老若男女問わずおすすめの施術になります。
本記事では鍼灸をテーマに「鍼灸の仕組み」「鍼灸で改善が期待できる症状」について詳しくまとめてあります。
鍼灸に興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
鍼灸を受ける方によくある症状
-
肩こり、腰痛に
悩まされている
-
夜なかなか
眠れず、疲労が
抜けない
-
病気ではないが
なんとなく身体
の調子が悪い
-
胃腸の調子が
よくない
鍼灸の仕組みについて
鍼灸は特に「なんとなくの不調」「原因のよくわからない身体の痛み」でお悩みの方におすすめしたい施術になります。
こちらでは、まず「鍼灸の仕組み」について詳しくみていきましょう。
【経絡・経穴とは】
鍼灸ではまず、「経絡」「経穴」の考え方を理解しておくことが大切です。
鍼灸をはじめとした東洋医学では、身体の不調、病は「気血（エネルギー、体液）」の流れが悪くなることで発生すると考えられています。
気血が流れている経路のことを「経絡」と呼び、全身に12脈あるとされています。
一方の「経穴」は、経絡が合流したり分岐したりしている、経絡上の重要なポイントです。
経穴を探ることで経絡の変調を見つけることもできますし、また反対に経穴を刺激することで、経絡の流れを改善していくこともできます。
経穴は一般的には「ツボ」といわれており、大きさは500円玉ほどです。
【鍼の仕組み】
鍼施術は、非常に細い鍼（0.15〜0.3mm程度）を経穴に刺入していく施術になります。
刺入したあとは、回す、上下に動かす、揺らすといった物理的な刺激を加える場合もありますし、微弱なパルス派で通電する場合もあります。
また、特別な刺激を与えずに刺入後はしばらく放置するという施術方法もあります。
鍼は極めて細く、先端が丸みを帯びたものを使用しますので、刺すときの痛みは感じにくくなっています。
【お灸の仕組み】
お灸はよもぎの葉を乾燥して作られた「もぐさ」を燃やすことによって発生する熱で、経穴を刺激していく施術となります。
鍼灸師がタイミングをみてもぐさをとりますので、熱くなりすぎたり痛みを感じるということはほとんどありません。
鍼灸で改善を期待できる症状について
鍼灸にはさまざまな効果が期待できます。
あなたを長年悩ませる身体の不調を、鍼灸によって改善できる可能性もあります。
こちらでは「鍼灸で改善が期待できる症状」について詳しくご紹介していきますので、ぜひ確認してみてください。
【鍼による効果】
まだ解明されていない部分も多いといわれていますが、鍼には次のような効果があるとされています。
・血流の改善
血流が改善されることで、痛み、筋緊張の原因となる老廃物の排出を促します。
・鎮痛作用
経穴の刺激によって「痛覚閾値の上昇」「末梢神経の興奮抑制」「鎮痛ホルモンの分泌促進」といった鎮痛効果が認められています。
・自律神経の調整
鍼灸は自律神経の調整に高い効果を発揮することが分かっています。
自律神経が整うことによって「循環」「内臓」「免疫」機能の向上を図ることが期待できます。
【お灸による効果】
経穴の刺激という点で鍼と重なってくるのですが、鍼にはない効果としては、身体を温める「温熱効果」、もぐさのにおいによる「リラックス効果」などが挙げられます。
【鍼灸により改善が期待される症状】
鍼灸では、ケガや術後の安静によって引き起こされる症状の改善を期待できます。
・「腰痛」「肩こり」といった、血流不足から起こる身体の痛み、こり感の解消
・筋緊張の緩和による可動域制限の改善
など
また、脳血管障害による後遺症（筋麻痺）にも、鍼灸による刺激で機能回復を図れるのではないかと考えられています。
その他にも改善を期待できる症状はたくさんありますが、全てをご紹介することはできません。
一部になりますが、鍼灸によって改善が期待できる症状には次のようなものが挙げられます。
・運動器系
五十肩、リウマチ、頸肩腕症候群、頚椎捻挫後遺症など
・呼吸器系
気管支炎、喘息、風邪など
・消化器系
胃腸病、肝機能障害など
・神経系疾患
神経痛、自律神経失調症、頭痛、めまいなど
・循環器系
動脈硬化症、動悸、息切れなど
その他「婦人科系疾患」「生殖、泌尿器科系疾患」などにも効果があるといわれています。
ベスト治療院の【鍼灸】
鍼灸はその東洋医学の施術の一つで、身体の変化を手で触れながら観察して状態を把握し、鍼や灸を施すことで身体のバランスを整えて機能回復をはかる施術法です。
問題がある患部や経穴（ツボ）に鍼や灸を使って、刺激を与え、病気の快復や予防をめざす鍼灸施術。
人が本来持つ自然治癒力や免疫力を高めて、病気やケガの予防までおこないます。
鍼の直径は0.12～0.20mmで、髪の毛と同じくらいの細さです。痛みもほとんどありません。
また、滅菌処理された使い捨ての鍼を使用しておりますので、ご安心ください。
温灸とは、紙筒や陶器の上に乗ったもぐさに火をつけて使うお灸です。
周囲にジワーッと広がるような熱感があります。
また小児鍼（小児はり）もございます。
小児鍼は、軽く皮膚をマサツしたり、鍼（はり）を軽く皮膚に接触したり、こする方法です。
お子様も怖がらずに気持ちよく安心して施術が受けられます。
よくある質問 FAQ
-
- 鍼灸が初めてなのですが、痛いですか？
- 美容鍼等の細い鍼もご用意しております。痛みのないような施術を心掛けておりますご安心下さい。
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- 鍼灸はどういう病気に対して保険が使用できますか？
- 神経痛、リウマチ等、おからだの痛みがある方です。 ご心配な事がございましたらご相談下さい。
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- 鍼灸によって体調の変化は起きますか？
- 鍼や灸の刺激の感じ方には個人差があります。ご心配の時はスタッフにお尋ねください｡
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